しんちゃんの碁 ~ 強敵現る!!
Y1師匠のところに、毎週土曜日に通いました。
指導方法は、私が確か4子くらい置いて、1局打って検討をみっちりしてもらい、
もう一局、同じようなことをして、一日に2局打つこととなっていました。
Y1師匠曰く、「囲碁は沢山打つと碁が荒れるから、せいぜい1日に2局くらいが良い」
とのお教えでした。
Y1師匠からは、形や筋、形成判断の仕方など、
いちからほぼ全部教わったのではないかと思います。
詰碁を除いては・・・
詰碁をやっていなかったため、後で酷い目に遭いますが、それは後程記します。
今回、碁経衆妙を配信しているのは、皆様の棋力向上を願ってのものでもあります。
小学4年生頃には、4段くらいにはなっていたでしょうか。
それにしても、Y1師匠のような大変強い方に巡り合えたのは幸運でしたが、
それを全く活かしきれませんでした。
小学生の頃は勉強もろくにせず、弟とか近所の子供たちと缶蹴りや鬼ごっこ、
草野球などをする方が遥かに楽しく、Y1師匠のところに行っても、
いつも綺麗に負かされてばかりいたので、囲碁が楽しい筈もありませんでした。
私が小学4、5年の頃に、ちょうど「全国少年少女囲碁大会」が発足して、
早速千葉県大会に出てみたのですが、すごい強敵に出くわしました。
皆さんもご存じの三村さん(現日本棋院九段)と森田さん(同)です。
彼らと打って、自分がどれだけ弱かったのかを思い知ることになるのですが、
それまでは所謂、「井の中の蛙」状態だったという訳です。