しんちゃんの碁 ~ 次の師匠との出会い
Y1師匠から「プロの修行」を断ってしまった以上、
Y1師匠のお宅には流石に生き辛くなり、
父が最初に探してくれた碁会所のもとに戻りました。
そこの碁会所に以前から出入りしていたおじさんが、
「(所謂イモ筋おじさんばかりだから)君はこういうところに居てはいけない」、
と言って、次の師匠に当たるY2師匠と、N師匠を紹介してくれました。
両師匠とも、Y1師匠と腕前は遜色なかったので、びっくりしました。
このお二人の師匠には、小学5年生くらいから高校が終わるまで教わりました。
勉強スタイルは、Y1師匠の時と同じで、一局打った後にみっちり検討してもらえたので、
とても有り難かったのですが、毎週一回しか勉強していなかったので、
結果的にはあまり強くなれなかったのは、今でも勿体ないことをしたと思っています。